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ドバイの不動産詐欺から身を守る方法|最新手口・被害事例・安全な投資の進め方

不動産関連ニュース・市況

ドバイはその華やかな都市景観と高級不動産市場で世界中の投資家から注目を集めています。ただし、急速な成長を背景に詐欺被害も後を絶ちません。本記事では、架空物件や偽広告、偽契約書といった代表的な詐欺手口を実例と共に解説し、安全な投資を実現するための具体的なポイントをわかりやすくまとめました。安心して資産運用に臨むための判断材料としてご活用ください。

ドバイで発生している不動産詐欺とは?

以下は、ドバイで報告されている主な不動産詐欺の手口です。

  • 架空物件(オフプラン詐欺):存在しない物件や未登録のプロジェクトを販売し、事前入金を迫る手口。DLD(ドバイ土地局)によるプロジェクト登録やエスクロー口座の確認が有効です

  • 偽リスティング・偽サイト:実在しない物件情報やSNS上に作られた偽広告を通じて、前払いさせるケースが増加中。実例として、警察がオンライン詐欺業者を逮捕した例も報じられています

  • 偽契約書・所有権書類による詐欺:偽造または期限切れの書類、POA(委任状)を使い、支払いを促す手法も頻繁に見受けられます

架空物件・プレビルド詐欺

完成前の販売方式(オフプラン)は割安感から人気ですが、実際には存在しない物件やDLD(ドバイ土地局)に登録されていないプロジェクトが混在しています。そのような物件に誤って投資すると、物件が完成しなかったり、そもそも登録がなく支払金の回収も困難になったりするリスクがあります

偽のリスティング・偽サイト

SNSや不動産ポータルにおいて、魅力的な条件の物件が実在しない「偽広告」として流通しており、多くの被害が報告されています。また、非常に低価格の賃貸情報などに引き寄せられて前払いさせられる手口も増加中です

偽契約書・所有権書類による詐欺

売主や仲介業者が偽造の契約書や所有権証明書を提示し、前払いを求めてくるケースがあります。特にPOA(委任状)が正規のUAE認証を受けていない場合は、契約自体が法的に無効となる可能性があります

実際にあった詐欺事例

以下は、日本人投資家にも参考になる実際にあった詐欺実例です。

ドバイは資金の出所が不透明な高級不動産投資の温床となることがあり、特にOneCoin詐欺の資金が多数の高額物件の購入に流用された事例が代表的です。さらに、偽業者による不動産開発プロジェクトの消失や資産没収といった、投資失敗も報告されています。これらの出来事は、海外投資が抱えるリスクを端的に示しています。

OneCoin詐欺関与者によるドバイ不動産投資

暗号通貨OneCoinの仕掛け人、通称「Cryptoqueen」ことRuja Ignatovaらは、詐欺資金をドバイの高級不動産購入に流用したことが報道されています。その「Dubai Unlocked」と呼ばれる物件情報のリークにより、捜査対象であるにも関わらず取引が行われた事実が明らかになりました。この背景には、資金洗浄防止の規制が徹底されていない実態があると指摘されています

中古・一部プロジェクトの投資失敗(Schon Propertiesなど)

中古物件やプロジェクト投資でも、計画倒れにより資産そのものが消失したケースや、業者の倒産に伴う所有権トラブルなどが報告されています。特に透明性の低い業者を介した投資では、後々の契約違反や法的保護の欠如により、投資金が戻らない事態にもなり得ます。詐欺や失敗リスクの回避には、業者選定と契約内容の精査が鍵となります。

被害を防ぐための具体的対策

以下のような対策を講じることで、安全な投資が可能になります。

信頼できる業者を選ぶには、RERA(Real Estate Regulatory Agency)の登録確認が重要です。エージェントのカード番号や名前をDLD(ドバイ土地局)公式サイトで照会しましょう。また、物件は必ず現地で直接確認し、契約書や所有権の真正性も専門家と共に慎重にチェックすることが不可欠です。さらに、支払い時にはDLD管理のエスクロー(信託)口座を活用し、直接の送金や仲介者への現金支払いを避けましょう。こうした手順により、詐欺リスクを大幅に低減させることができます

正規エージェント(RERA/DLD登録業者)の確認

ドバイでは、不動産エージェントは必ずRERAに登録する必要があります。エージェントが提示するRERAカードの番号や氏名をDLD公式サイトで照会し、実在するかを確認することが第一歩です。これにより、無許可業者による詐欺リスクを回避できます

物件の現地確認と書類チェック

物件は必ず現地で視察し、概要だけでなく周辺環境や状態を確認することが大切です。加えて、契約書や所有権証明、POAの認証状況などを、専門家や現地の法律に詳しい人と共に精査して、不備や不正がないか慎重に確認しましょう

エスクロー口座での支払い管理

ドバイでは、開発者への支払い時にDLD管理のエスクロー口座を使用するのが安全な方法です。これは開発段階に応じて支払いが進められ、トラブル時には資金を保護する役割を持ちます。直接業者の口座や現金払いは、詐欺リスクを高めるため避けましょう

日本人投資家が特に注意すべきポイント

日本人投資家には、以下の点に注意していただきたいです。まず、日本語対応をうたう業者には手数料が割高だったり、情報が偏っているケースがあります。また、同じ言語でのコミュニケーションを過信すると、日本人同士でのトラブルに巻き込まれるリスクも否定できません。さらに、在ドバイ日本国大使館は、海外不動産投資に関する相談窓口や注意喚起を行っており、困ったときには迅速に相談することが被害防止につながります

まとめ

ドバイにおける不動産詐欺には、「架空物件の販売」「偽広告」「偽書類による前払い要求」などの手口があります。OneCoin詐欺の資金が高級物件購入に流れた事例からもわかるように、被害のリスクは現実的です。投資家は、正規登録エージェントの確認、現地物件視察、契約書・所有権書類の法律的チェック、エスクロー口座の活用など基本的な対策を徹底することが不可欠です。不安な場合は、専門弁護士や信頼できる相談窓口に相談し、安心・安全な投資を目指しましょう。

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